色褪せる事無く

 

この時期になると 肌寒い季節になると

 

貴方との事を 思い出す

 

どうしようもないことの 繰り返しが

 

こんなにも 素晴らしいことだと

 

こんなにも 幸せなことだと

 

気づかせてくれた 大切な人

 

貴方はいつも 笑顔でいてくれて

 

貴方はいつも 優しくしてくれた

 

あの日から 時間が止まったみたいだ

 

ずっと姿形も変わらず 私の中で眠っている

 

どうやら 貴方がいなくなったとしても

 

この世界は 廻り続けるらしい

 

残酷で 無慈悲な仕打ちで

 

それでも 貴方が生きていた証は

 

私がずっと ずっと

 

証明し続けるから 約束するよ

 

命はいつか 終わるものだけれど

 

終わるものだから 美しい

 

今もまた あの笑顔を振りまいていますか

 

淡い空が 乾いた風が

 

私を呼ぶ時のように 話しかけてくる

 

今日もまた 貴方の唄を聴いて眠る

 

さよならは あの日突然に