2017-11-21 拝啓、貴方へ もうじき 今までの事が全て終わる あの日見た綺麗な夕焼けも 好きな子のタバコの匂いも 見透かされた真実も 沢山泣いたあの日々も いつも通りに過ごしてさ いつも通りに話しては またねとおはようを 繰り返してばかりだった もう会えなくなるし 伝えたい事も伝えられなくなる 動かなくなるのは 口だけじゃないから たった一つの命だけれど それでもひとつの命だった 誰かに愛されたかった 心の底から認めて欲しかった それでも 最後の幸せが 貴方との思い出で 本当に良かった 最後のまたねは ほんの少しだけ温かかった