2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

いつだって私は

何処の誰かも知らぬ人から 付けてもらったこの名前 気が付いたら 私の名前になっていて 気が付いたら 周りの人達が私を呼んでいた 親だったり友達だったり 知らない人だったり 皆が呼んでくれるから 私は応えた けれどこの名前が 二十三年間呼ばれ続けたこの…

聴こえなくなっても

気付いたら 今日が明日になっていて 明日が 今日になっている わからないまま 過ぎていく時間 私は一瞬をしっかりと 受け入れられているのか あの日見た景色は まだ覚えている 誰かが唄った あの歌も 今では 一瞬の事だけれど 消えないまま 残っている もう…

行き場の無い気持ちは途方に暮れるばかりで

誰にでもわかる でも 誰にも わからない それだけで よかった それくらいで よかった

灯りをつけて、ねえ

死ぬことよりも辛いことなんか 無いんだって 人間 いなくなってしまう事が 苦しいし寂しいんだよって 何処かの誰かが 言ってたな 大切に思うのは 自分ばかりで 結局は 貴方の為じゃない 全部全部みんな 自分の為 褒めるのも叱るのも 泣くのも笑うのも全部 自…

痛みや傷を見せないままで

褒めてもらえて 嬉しいけれど 私は私の事が 好きにはなれない 生まれた場所 育ってきた環境 その間に知り合った人 その人達にしたこと全てにおいて 私は 後悔をしている 今日もまた 私以外の人に生まれていたらなと どうにもできない事で 悲しくなって涙を流…

奇跡

また少しずつ 少しずつ 今まで出来ていた事が 出来なくなってきている 話すことだってそう 伝える事も 顔を洗う事も ゆっくりと寝る事も いつの間にか 出来なくなっている 私はこのまま 何も出来なくなってしまうのかな 言いたい事も 言えなくなって 伝えた…

怖いのならやめればいいよって

たまにね ほんとにたまにだけれども ごめんねって言えばいいのか ありがとうって言えばいいのか 不思議と 分からなくなる 何にも言わないよりかは いい事だって分かってる けれど何でだろう ちょっぴり難しいんだ 私はきっと くだらないことで悩んでる 外に…

本日 私は名前を捨てました

後悔なんて 数え切れない程してきた あの時私が助けていたら あの時本当の事を言えていたら 今の私は どうなっていたのだろう 取り返しのつかない事 過ぎてしまった事実 変わらない過去 消えない記憶 振り回されているのは 目には見えないもの 私がそこにい…

その場しのぎの言葉を

ちょっと待ってなんて 言ったところで 待ってくれる そんな世の中じゃない いつの間にか 大きくなって 気付いたら 責任に押し潰される毎日 理解されなかった宝物は 理解されるだけの建前に変わって 私 そんな人になりたかったんじゃあない これが社会不適合…

思ってもないことを思って

嫌われないようにしてる 私を嫌っていたら 誰から好かれるのかな 私は私を好きになれるのかな それが本当の事なんて 言えない いえない

朝を迎えるだけの日々で

知らない誰かに 触れてみたり その肌をゆっくりと なぞってみたり 感じ合えるものならば 全て感じたい 言葉にしても 伝えられなくて どんな醜い嘘も 綺麗になるはずなのに 言葉は 魔法だと思っていた 目には見えないけれど 何でも形に出来るものだと思ってい…

君を救わなかったこの世界は

私がして欲しくない事を 貴方はするし 貴方がして欲しくない事を 私はする それをどこまで 許せるか それを何処まで 耐えれるか 何処まで好きという気持ちで 上手く丸められるか いくら好きな人でも 少しの言葉で傷ついてしまうし 少しの事で 嫌いになってし…

聴いて私の声を

私ね 貴方に大切な事を言っていない 誰にだってそう 知っている人全てに 言わなきゃいけないことを 言っていない 何をどう言っていいのか 誰に伝えればいいのか ここに書いていいのかな 今まで思っていること全て書いてきたここに それで何かが変わったとし…

嫌いになってほしかった

完璧じゃなくたって いいんだよ 失敗した事無い人なんか いないんだからさ いつの日か言われた 優しい言葉 ふうっと身体が 軽くなった気がした 抱えていたものが 無くなった気がした でもね ただの気のせいだった その時の一瞬だけ ただそれだけだった 無く…

それでも貴方は泣くのをやめない

重さは 誰にも量れない 貴方が抱えてきた 酷い過去だって 何処かの誰かがしてきた 過ちだって 他の人には 分からない 分かるものではないと 思ってるのは私だけかな 私がこれまで 生きてきた二十三年間 その重さや苦しさ いつの日か犯した過ちだって 誰にも…

眠れない夜の片隅で

ただ 涙を流すだけ ただ 涙を流すだけ

傷付きたくない

もしも貴方が側にいても 私はきっと泣いてしまうのだろう もしも私が側にいても 貴方はきっと泣いてしまうのだろう 明日が来なければいいな 昨日が変わらなければよかったな もう二度と会わない 私と貴方にさよならを もう二度と会えない 貴方と私はさよなら…

最終回

きっとね いらなかったんだと思う 何処にいても 何をしても ただ 息をしているだけでも 迷惑で 邪魔な気がして すること一つ一つが 誰かのためになっていなくて 私じゃなくても 代わりがいる 私がすることの意味は 無いんじゃないのかなって 誰かに必要とさ…

最低なことも全部

私は いなくなったらよかったのかな こうしてても 私の為にも誰の為にもならない気がして もう全部全部 やめたらいいのかな

私の嫌いな世界

毎日毎日 同じことの繰り返し 生きる為だとか 死なないようにだとか 今よりも あの人に好かれる為だとか 言葉にすると 綺麗だけれど 実際は とても汚くて醜い この手の震えは 何処から来るものなのか 貴方が言った一言も 何処かの誰かがしたことも 私にとっ…

歯の浮くような

偽りの優しさしか 与えることしかできなかった だからこそ 偽りの優しさはいらない 冷たいだとか 冷めてるだとか それは勝手に思っているだけの 話であって 私は私なりに 優しくしてきたんだ 優しさは 帰ってくるものだと思ってた 思いやりって 誰にでもある…

許してよ

さよならだけが 人生ならば 何もいらない 何も必要ない 出会いがあって 別れがあるけれど 失う事の悲しさに 押しつぶされるくらいなら 初めから出会わなければ よかったと 後悔しても しきれない あの時思ってて 伝えられなかった事 本当は言いたかったけれ…

行方知れず

自分自身を 傷付けた数だけ 私は誰かを 許せたのかな もう十分だって 分かっていたのに 苦しかったのは 何でだろう また元に戻っては 流れる時間だけを追って 寝るのが怖いんだって 朝を迎えたくないって いつもより声を殺しては 一人で泣いて 本当の事は 誰…

伝わるはずの無い歌

どこで間違ったのかなんて くだらない話だって そんな考え 出来なかった 昨日の私は 昨日の私で 今日生まれた私は 他の誰でもない もっと 言えば 何処にもいない ただ一人だけの人 ただ泣いていた それだけの時だって 大きな声で 笑ってる時だって それで本…

消しては書いて、書いては消して

悩みが尽きないね そう言われたことがあったけれど 悩みなのかな 私が抱えてるこのもやもやは 上手に人と付き合えない うまく話ができない そもそも上手にとかうまくとか 何が正解なんだろう 答えがあるのなら 教えて欲しい 私には出来ない事だとしても 知り…

うそつき

私はよく 人前で黙り込む事がある 話すことが無いだとか 話したくないだとか そういう理由では ないんだ 話したいことだって たくさんあるし 話はできるだけ たくさんしたい ただ声に出して 言葉にする事が出来ない ただ それだけのこと 何で話さないの 何で…

同じ今を生きれたら

最初で最後だって 分かっていた 貴方とこうして 笑っていられるのも 貴方とこうして 泣いていたのも 全てが全て 最初で最後で 幸せなんだろうけれど 少し苦しくて 貴方と出会わなければ こんなに苦しむことはなかったんだろうなって それでも 貴方に出会えて…

長く持たずとも

ふっと息を吐いて 呼吸を整えるのが 少しずつ少しずつ 難しくなってきていた それは 焦りから来るものなのか それとも 私にはふさわしくないと 生きることすべてを 諦めているからなのか 呼吸をすることの 大変さは 歳を取る度に 傷つく度に 分かっていくも…