溶けた記憶

 

その場しのぎの 嘘で誤魔化しては

 

誰にも私を 見せることが出来なくて

 

間違ってることをしてる訳でも 傷つけようとしてる訳でもないのに

 

正直になれない 自分がいる

 

たくさん辛いことがあって たくさん苦しいこともあって

 

何も変わらないこんな毎日に 嫌気が差しているときでも

 

ふと昔のことを 思い出して

 

少しばかり 救われる

 

ただ残酷なことに 時計の針は時を刻み

 

いつの間にか 朝がやってくる

 

同じことの繰り返しで 吐きだこを作ってまで

 

しなくちゃならないことなんて あるのかな

 

どこに行っても 何をしても

 

意味や理由を 求めてしまって

 

いらない 必要ない

 

いつも頭の中を駆け巡るのは この言葉たちだった

 

私一人がいなくなっても 世界はいつものように回るだろうし

 

今日も誰かは 笑っているだろう

 

覚えてて欲しいが為に 誰かに優しくするのも

 

もう疲れたよ もう吐き気がするよ

 

明日になったら全部が全部 無くなってたらいいのに

 

もう何も いらないよ