命が止まる音がした


誰かのために 傷ついて


誰かのために 泣いて


誰かのために 喜んでは


誰かのために 死んでいく


いつの間にか私は すり減ってなくなって


あの景色も あの雲も


いつの日か出会った 大切な人も


全て 失っていく


何もしなければ 誰にも合わなければ


傷つかなくて済むし 期待しなくて済む


いつだって私は 怯えていた


周りの人の 笑い声が怖くて


幸せそうな顔見るのが 嫌になって


いつからだっけ どうしてだっけ


大切にしていたのに いつの間にか何処かに落としちゃった


そこから私は 動いていない


いのちがとまる おとがした