名前すら忘れて


私が貴方にしていることは 本当に貴方の為になっているのかな


時々 考える事がある


何でもないことをしてあげた時 話を聞いてあげた時


些細な事だけれど ありがとうと言ってくれる


私は貴方の為に なれたのかな


結局は 自分を嫌いになって欲しくないため


自分を綺麗なままで そう見られる為にしてることなのかな


貴方が言うありがとうが ふとわからなくなる


思いもその時に 伝えなきゃいけない


貴方と出会うのが 最後かもしれないから


笑って誤魔化したりするけれど 後悔はしたくないんだ


消えてなくなる事の悲しさを 改めて知った夜


なんだか胸が苦しくなって でも心地よくて


そんな自分に嫌気がさすのは これからもずっと一緒


小さいようで大きな不安も 消えない悲しみも


いつまでも貴方の為に なれないのも


ずっと一緒さ ずっとずっと