行方知れず


自分自身を 傷付けた数だけ


私は誰かを 許せたのかな


もう十分だって 分かっていたのに


苦しかったのは 何でだろう


また元に戻っては 流れる時間だけを追って


寝るのが怖いんだって 朝を迎えたくないって


いつもより声を殺しては 一人で泣いて


本当の事は 誰にも言えないまま


どこまで話せば いいんだろう


誰に話せば いいんだろう


言えないまま 隠しているのは


どうしてなんだろう


ああ また同じことの繰り返しだ


また 同じ事の始まりだ