痛みや傷を見せないままで


褒めてもらえて 嬉しいけれど


私は私の事が 好きにはなれない


生まれた場所 育ってきた環境


その間に知り合った人 その人達にしたこと全てにおいて


私は 後悔をしている


今日もまた 私以外の人に生まれていたらなと


どうにもできない事で 悲しくなって涙を流す


どうしようもない世の中だと 周りのせいにしたけれど


何も変わらなかった 何も変えられなかった


ほんの小さな事なのに たった一つの事なのに


今日も貴方は こうして生きてる


頑張らなくてもいいよ 強がらなくてもいいよ


そう言って 全て受け入れてくれるのなら


私はその時初めて 私になれるのかもしれない


偽りの二十三年ではなく 本当の私としての一瞬を


そんな話 あるようでないんだ


考えるだけ 苦しいだけさ


期待しなければ 誰にも会わなければ


こんな思いなんて しないのに


私は 私の事しか知らなかったら


どれだけ 幸せになれたのか


それも全部 私のせい


苦しいけれど 私のせいなんだ