短いお別れ


夢を語ったら 何だか涙が出てきて


ないものねだりをしてる自分が みっともなかった


なれるわけなんか無いのに そう思う君の


薄ら笑いが 見えた気がして


明日あの子はいなくなる それでも私には関係ない


三日もすれば忘れるって いたことすらも忘れるって


隙間を埋めては 無かったことに


それがここでは 当たり前なんだね


もう見れなくなるのに 悲しくはないのかな


いつかなくなる物だって 会えなくなる人だって


そこに元々あったんだ そこに確かにいたんだ


誰も認めてくれやしないなら なかった事にするのなら


私だけが証明する そこにいたって事を


だから おあいこを


好きじゃない歌を聴いて 好きでもないことして


好きな人の話も聞けなくて そもそも好きってなんだっけ


けれどその時間もある物で なかった事にはできないんだ


思考停止して壊れて もう体が動かなくて


怖いことだらけの日々 気付いたらまた耳を塞いでる


沢山の酷いこと 沢山の過ち


沢山の悲しみ 沢山の後悔


いつの間にか なくなっていたらな


そんな話 あるはずもないのに


そんな事 あるはずもないのに


期待してしまう自分が 大嫌い