また逢う日まで

 

生まれてからずっと 痛い思いばかりしてきた

 

子供の頃転んで 膝や肘を擦りむいたり

 

言われたくない言葉を吐かれ 一人泣いていたり

 

大人になってからは 思うように言葉が言えず

 

駄目な奴だなって 陰口吐かれたり

 

その度に自分を痛めつけては 慰めていたっけ

 

痛い思いをするのが 怖いんじゃない

 

いや ただ怖いだけだった

 

大して強い人間ではないって 自分でもわかってる

 

だから傷つかないよう傷つかないよう こそこそ生きてきた

 

分かってくれだなんて 思ってもいないけれど

 

私のような人には なってほしくはないから

 

些細なことで苦しくなって 誰かの言葉が怖くて

 

息をするのも難しい そんな私のようには

 

なって欲しくはないから

 

同じこの時を 貴方と過ごせたことは

 

私にとって かけがえのないものでした

 

いつかまた いつかまた